コロナ危機を乗り越える社会へ-21春闘決起集会
2月4日(木)、全国一般大阪府本部2021年春闘学習決起集会をオンライン併用で行いました。神戸女学院大学・石川康宏教授を講師に招き、コロナ禍での春闘をどうたたかうか、情勢と課題について学習しました。
講演テーマは「コロナ危機を乗り越える社会へ」。
環境破壊や格差と貧困の拡大など、コロナショックがあぶり出した世界的な課題や、菅政権の後手後手で的外れな政策、これまで押し進められた医療費抑制や保健所減らしの問題、深刻化する医療のひっ迫などをわかりやすく解説して「こんな政府では新型コロナと闘えない」と話しました。一方、世界では50ヶ国が付加価値税(消費税)を減税し、子育て世帯への現金給付を実施する国々もあるとし、さらにデンマークなど北欧諸国について、「学費ゼロ」「医療・介護も無料」「最低賃金1800円」(日本では、東京1013円、大阪964円)、「年休6週間、男性の育児休暇取得70%」等々を紹介。最後に「政権交代で命と暮らしを守る政治、まともな政府をつくり日本を救おう」と呼びかけました。