全労連全国一般 第23回女性センター総会-その1
~言葉の力を信じ、武器を持たない勇気を~
『あらゆる戦争に反対し平和とジェンダー平等をねがい
命輝く未来へみんなで手をつなごう』
6月8日・9日、福島県伊達市の霊山つきだて花工房で全労連全国一般第23回女性センター総会が行われ、大阪から現地8人オンライン4人が参加しました。1日目は総会と学習、2日目は福島原発フィールドワークでした。
総会は、「言葉の力を信じ、武器を持たない勇気を」を合言葉に、憲法を守り、活かしていく運動、働く女性の権利を前進させ、厳しい情勢のなか、重点課題と取り組みをすすめ、それぞれの地域で運動を前進させていくことを確認しました。各地方組織から、医療や保育所、大学生協、法務局の状況や、争議などたくさんの報告や決意が出されました。
学習は【「子持ち様」批判から考えるジェンダーと労働】というテーマで、佐藤由紀子弁護士が講演。子どもの発熱などで休む女性職員のフォローを業務内容の片寄りから女性が担うため、女性間の分断が生まれている。それは、根強い性別役割分担意識で、ジェンダーに基づく差別の断面でもあることや、遺族年金は夫には支給されない、結婚すれば新戸籍になるのに入籍という言葉はおかしい、などの話も出されました。