第96回臨時大会で春闘方針確立
『賃上げ実現春闘』『格差是正春闘』を力強く
全国一般労組大阪府本部は1月8日(土)、第96回臨時大会をオンライン併用で開催しました。『賃上げ実現春闘』『格差是正春闘』をキーワードにすべての職場で要求を提出し、なかま増やしをすすめること、要求アンケートや家計簿調査結果などをもとに、春闘要求目標を月額25000円・時間額300円とし、2月末までに要求提出、3月9日回答指定日とするなど、2022年春闘方針を確立しました。
22国民春闘の最大争点は、コロナ禍で明らかになった低賃金・不安定雇用、正規と非正規やジェンダー格差等の実態を告発し改善させることです。私たちはこれまで「コロナ禍で落ち込んだ経済を立て直し、くらしを改善するためにはトリクルダウン(=大企業が儲かれば、いずれ労働者にお金がしたたり落ちる)ではなく労働者の賃上げで消費購買力を上げることこそが最善の道」と訴えてきました。岸田首相も「賃上げで経済回復を」と提唱する中、労働組合が毅然と賃上げを要求するのは当然のこと。労働組合の役割や存在価値をしっかり示すためにも、すべての組合員が要求をもとに団結し、「コロナ禍だからこそ大幅賃上げ」を実現し、「いのちとくらしを守る政治」を実現しましょう。そのために、みんなで声を上げ、『賃上げ実現春闘』『格差是正春闘』を合い言葉に力強く進めていきましょう。