春の拡大月間ゴール集会

府本部は6月末までの重点課題「春の組織拡大月間」(3~6月)と「必要生計費調査」、5月に青年部などが取り組んだ「最低賃金生活体験」の3つを合わせた「ゴール集会」を7月7日にオンライン併用で開催。参加者から報告と決意が出されました。

体験生かして最賃1500円実現を

大阪府最低賃金964円(10月から992円)で1ヶ月生活体験したなかまが報告。「食費や医療費など必要なものを削らないと生活できない。組合費を計上したら赤字になった。最賃では組合活動もままならない。最賃並み生活をしている人の声を活動に生かしたいのに当事者が組合に入れないのは問題」「貯金できないし車も

持てない。結婚も子を持つことも無理。人間らしい生活ができるとは思えない」「1500円でも健康で文化的な生活は無理。老後に備え貯金を考えたら2000円以上必要。今回の体験を広く発信していきたい」

生計費試算調査、目標達成に奮闘

大阪労連の「必要生計費試算調査」は各単組の奮闘で府本目標400を大きく超える747の到達。2つの職場から取り組み報告がありました。役員会で議論し、独自で学習を重ねて理解を深め、協力者にはクオカードを進呈。「出産を機に退職した組合員が非常勤で復職したので調査票を渡して書いてもらったら、組合未加入とわかった。生計費調査をきっかけに話をしたら子育てが落ち着いたら正職員になりたい等の要求も聞くことができ、組合に再加入してくれた」と組織拡大に直結した経験が出されました。

「はじめまして」新しいなかま

3月に結成したMCC分会が参加。「長年昇給が無く、最低賃金が時給を上回った時だけ上がる。賃上げをと上司に言っても変わらなかった。全国一般に入って、団体交渉で最賃プラス数円という賃金は解消されたが正社員との格差の説明が不十分なのでこれからもいろいろ勉強して改善したい」
昨秋、個人加盟したNさんは「ずいぶん前に最寄り駅で小さいビラを受け取って、入れ物に入れてずっと持っていた。去年初めて事務所に行き、共済にも加入させていただいた」と挨拶しました。その後、女性部と各単組から職場紹介と歓迎の言葉が贈られました。

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